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高次脳機能障害の症状
「高次脳機能障害」という大脳が損傷したことにより、高次脳機能に障害をもつ患者さんも、言語聴覚士が担当する患者さんにはいます。
言語を使うこと、考えること、記憶すること、学習すること、感情をもつこと、などのヒトのもつ特徴的な高度な能力のことを高次脳機能といいます。
これらに障害をもつことを「高次脳機能障害」といいます。
失語症も高次脳機能障害の一種ですが、高次脳機能障害には、他にもいろいろ種類があります。
たとえば、麻痺しているわけでもないのに、手を動かすのが不自由だったり、目で見ている物が何だか理解できないことがあります。
また、右脳に損傷があると、左側のものに注意できなくて気づかないことがあります。
記憶障害においては、新しいことを覚えることができず、日常生活や仕事、勉強に差し支えます。
遂行機能障害という障害は、やる気が出なくてわがままになり、怠けたような態度をとったりします。
また、筋道の通った考え方や行動ができなくなったり、集中力に欠けたり、性格が変わってしまったりといった症状が現れます。
このような症状は、性格が問題だと人格を否定されてしまうことがありますが、決してそうではありません。
高次脳機能障害の患者は、自分でも症状を自覚できず、このようにさまざまな変わった症状が現れるため、周りの人からも理解されにくいことが多いです。
また、社会的にもあまり認知されておらず、誤解を受けることもあります。
だから、言語聴覚士などのリハビリチームによる専門的な訓練を受け、周囲がしっかりと理解し、支えていくことが高次脳機能障害の症状のある方には、必要なのです。
カテゴリー:言語聴覚士の仕事
言語聴覚士は、病院やリハビリテーションセンター、福祉施設などに勤めて、病気やケガなどによって、音を聞くことや言葉を話すことが困難な患者に対して、コミュニケーション能力が向上できるように、訓練や指導を行うのが仕事です。
言語聴覚士は、知的障害などで言葉の発達が遅れている子どもの言語指導も行います。言語聴覚士の仕事をひとことで言うと、コミュニケーションと食事に障害のある方の支援をする仕事です。
言語聴覚士は医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活動し、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう、ことばや聴こえに問題をもつ方とご家族を支援します。
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