言語聴覚士の職場:言語聴覚士の職場と仕事

「ことばの教室」について

主に小学校を中心に設置されている「ことばの教室」とは、言語や聴覚に障害のある児童や、ことばの発達が遅れている児童を対象にした教室のことです。
言語聴覚士が教員となって「ことばの教室」で指導している小学校もあります。

聞くことに障害があると、正しく発音できなくてうまく話すことができなくなったり、ことばの発達が遅れてしまいます。
聞くことが正常にできても、正確な話しことばが使えない子ども多いです。
聴こえやことばの問題は、そのままにしておくと学習に適応できなくなったり、性格に悪影響を与えたりするなど、子どもの成長に問題を起こす要因ともなる可能性があります。
障害の疑いのある子供は、正しい指導を行い、子供に秘めた能力を存分に引き出せるような援助が必要になります。

「ことばの教室」での目標は、障害をもつ子供たちのコミュニケーション能力を向上させ、学習や日常生活において、自分自身の判断で取り組むことができる態度を育成することです。
また、子供の持つ特別な能力を十分に発揮し、学校や社会での生活に適応できるようにします。

「ことばの教室」の主な指導内容は次のとおりです。
・正確に発音できるようにする。
・正しい話し方や読み方ができるようにする。
・話しことばをスムーズにできるようにする。
・ことばを正確に聞き取ったり、ことばの数を増やせるようする。
・正しい補聴器の装用の仕方。
・子供をより理解してあげるための保護者へのサポート。

このように言語聴覚士のようなことばや聴こえに関して、誰よりも理解してくれる教員が、「ことばの教室」では、親身になって指導してくれます。
そして、障害をもった子供たちに勇気と希望を与えています。

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星ヶ丘病院の言語聴覚科

福島県郡山市にある星ヶ丘病院の言語聴覚科では、主に自閉症やアスペルガー症候群と診断された子供たちを対象に、必要とされる援助を行っています。
 
自閉症といっても、患者さんによって、一人一人それぞれの特徴を持っています。
たとえば、話すことは苦手だけど、目で見たものを理解するのは得意であったり、話すことは好きだけど、人に対して自分の気持ちをうまく伝えるのが苦手であったりします。

星ヶ丘病院では、その様な方々の得意な面を生かしながら、どのようにして確実にコミュニケーションを取れるようにするのかを、もっとも重視して療育しています。

具体的には、子供さんの特徴に合わせて、言語聴覚士と一緒に勉強をします。
来院の回数は、患者さんの状態とそのご家族の都合により、週に1回~月1回で、患者さんによって様々です。
目標としては、その子に合ったコミュニケーションのとり方や、子供さんが自分から取り組み、そして考えて判断する能力などを、身に付けることです。

また、家族の方から子供さんの家庭での様子を聞き、子供さんとの適切な接し方をアドバイスしたり、その子にとって一番良い方法を一緒に考えることも重視しています。

さらに、場合によっては、集団の中においてのコミュニケーションを学ぶために、自閉症の子供同士で行なうグループ訓練もしています。
また、幼稚園や学校の先生方とも協力して、より良い環境を整えるための活動も実施しています。

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言語聴覚士の職場選び

手に職があるということが、言語聴覚士の仕事のもっとも良いところです。
一般企業の場合、一度辞めてしまうと再就職するのに難しそうですが、それに比べて言語聴覚士は、資格があるだけに再就職しやすいようです。

たとえば、夫の転勤に合わせて職場を変わることも可能ですし、子供が大きくなるまでパートとして働いて、その後常勤に変わることもできます。
ただ、勤務先によって給料は違います。
働く場所や業務内容にこだわらなければ高い給料が望めます。

次に職場の選び方です。
まず、自分の一番大切にしたいものを優先に選ぶのが良いと思います。
プライベートを一番大事に考えるか、仕事が一番大事なのか、それによって職場の選び方は大きく変わってくるでしょう。

もし仕事を一番に考える方は、どんな言語聴覚士になりたいのかを基準に選択すると良いでしょう。
子供さんに対応したいのか、成人の患者さんに対応したいのかも考える必要があります。

一番最初の就職は、なかなか希望通りに決まるのは難しいかもしれません。
自分の希望に合わない病院などに就職が決まったとしても、いくらか経験を積んでから再び就職活動をすることもできます。
大学病院や公務員などは、それなりに競争率が高いと思います。

プライベートを一番大事にしたい方は、勤務時間が自分に合っているところ、自宅から通勤できるところや、給料が良いところなど選択肢はいろいろあります。

最近では、言語聴覚士のニーズが年々高まってきています。
あまりこだわらなければ、今のところ就職先はあると思います。

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「ことばの教室どんぐり」について

「ことばの教室どんぐり」は、愛知県にある名古屋文化学園医療福祉専門学校にある施設です。

この施設は、就学前の、難聴や自閉症、発達の遅れや吃音、構音障害などの症状がある、乳幼児を対象としています。
ことばがなかなか出なかったり、発音が良くなかったり、きこえが悪いなどの相談にのっています。
そして経験豊かな言語聴覚士が、訓練の必要性などについて、アドバイスしています。

専任の言語聴覚士が子供さんの発達に合わせ、個別訓練室で一対一で指導や訓練を行ないます。
また、訓練の内容をビデオモニターで、家庭での指導の参考となるようによく観察していきます。

また、ことばは出ているけどうまくやりとりができない、友達同士でうまく遊ぶことができないなど、社会面での障害がある子供さんには、少人数で行なうグループ指導をしています。

ただ教室で訓練するだけではなく、ことばの遅れや行動における問題は、家庭生活の中での取り組みも大切です。
言語聴覚士は、家族の方と一緒に、生活の中でどのように対応したらよいのか、子供さんの評価をもとに考えていきます。

「ことばの教室どんぐり」では、月・火・木・金曜日の9:30~17:10に相談にのっています。
料金は、初回面談が2,050円で、一回60分の訓練・指導が3,550円、年40回訓練の月謝が14,200です。
専属の言語聴覚士は、名古屋文化学園医療福祉専門学校の言語聴覚士である専任教員です。

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言語聴覚士は、病院やリハビリテーションセンター、福祉施設などに勤めて、病気やケガなどによって、音を聞くことや言葉を話すことが困難な患者に対して、コミュニケーション能力が向上できるように、訓練や指導を行うのが仕事です。
言語聴覚士は、知的障害などで言葉の発達が遅れている子どもの言語指導も行います。言語聴覚士の仕事をひとことで言うと、コミュニケーションと食事に障害のある方の支援をする仕事です。
言語聴覚士は医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活動し、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう、ことばや聴こえに問題をもつ方とご家族を支援します。